introduction - for tales' ends

ここには自作の物語をおいてます。
脳内で完結してしまい
なかなかちゃんと形にできないのが
ありがちですがたまにきず、ですが…

INDEX for tales

■ Blue Night - 月がおちてきそうな夜に -

僕は絵を学ぶ学生で。なのに何も描けなくなってしまっていた。 そして、真夜中の美術館に行きたくてしかたなかった。 そんな僕が彼女に出会ったのは、月が落ちてきそうな夜だった。 ねぇ、きみ。彼女は何処から現れたと思うかい?__

■ chain reaction

それはクソ暑い夏の夕方だった。 俺は功輔。――それは疑うことすらないあたりまえの事実だ。 いや――事実のはずだった。 俺の頭に、聞いたこともない名前が、知ってる存在としてすらすら現れはじめるまでは― あいつらはいったい誰だ。 そして。 俺はいったい誰なんだ__