はじめのはじめに― このサイトはヨーロッパ旅行を扱っていますが、所謂 情報発信系ページではありません。 旅日記という形の “読みもの”系ページ (しかも、文字数多い…) です。 旅のアップ・トゥ・デイト情報をお探しの方の為にはなりません。
はじめまして。ご来訪ありがとうございます。
ここでは ヨーロッパ周遊貧乏旅行の思い出を 写真をまじえて 綴っています。
今更こんなもん公開してどうする?と いうぐらい 大昔の 70日間ほどの おはなしです。 それでも まあええわ、という 太っ腹な方は よろしかったら のぞいてやってください。 かつてこんな旅をした者もいたのか、と 楽しんでいただけたなら幸いです。
まずは 下の introduction を。 つまりは こういう 旅なのでした。
今を去ることもう10年程前。友人との2ヶ月間のヨーロッパ貧乏旅行。 あちらにふらり こちらにふらり 行き着く先は まさに風まかせ(兼 残金まかせ)。 私たちの辞書には、飛行機なんてもっての他。タクシーという言葉すらなし。 いつもそれを (文字通り) 肌身はなさず 日夜使い倒した__ユーレイル・パス。 後は体力尽きるまで歩き続ける、そんな旅を かつてしました。
豪華ホテル、美味いが高いレストラン、ショッピング三昧…それも悪くないけど、又いつかに。 寝袋かかえてユースを訪ね歩く…根性なしのうえに、残念乍ら そういう “ニン” でもなし。 バックパックかつぎ、安ホテルを探し、夜行さえ宿がわり。シャワー付に拘ってた己も、今や昔。 いつか日に一度と化した食事にも疑問すら感じなくなる、それが私たちの旅でした。 サヴァイバル派になるつもりもないが、急かされ気侭に出来ぬ団体旅は嫌というスタンス。
トラブルには事欠かぬ、文字通りの珍道中。切り抜けた今だから笑える、冷や汗の日々。 といえ、面白いことはその何倍もあって。 結局。起ったことの あれやこれや全て楽しんでしまった、退屈するヒマもない日々。
結果として、無謀な事も多少はした気もしますが。 安堵の笑いには 心臓が口から飛び出さんばかりの一時が隠れているのものです、実際。 自由旅行経験者の方ならよくご存知でしょう。 制約、束縛が無いという最大の魅力は リスクをも含め全ては自己責任とする覚悟と同義。 一応、それだけはいつも心に刻み込んでました、多分、おそらく、いや絶対!?。 実のところ、私は小心者なので。 いつも幸運に見守られてる確証などないですから。