旅のまにまの 似非コラム

出国するとき

■ 両替を続けるといつかなぜかゼロになる

気をつけないといけなかったのは、出国前あたりでの予算設定ミス。 ただ、必要なはずだったのが 思わぬ予定変更の為、不要になってしまう場合もありで、難しいものです。 なぜなら、不要になった通貨を 次に入国する通貨に換金すると、また当然手数料が発生するんで。 おまけに、BUY/SELL のレートのギャップも生まれてくるので、 もう本当嫌になるわけです (当然、売る時の方が買う時より損する仕組にレートはなっていますよね。とほほ)。 それでも、その国の通貨はその国で替えておいた方が、傷は浅くてすみます。 不要な通貨を持っているメリットはないし、 他国で両替すると一層レートは悪化しますから。

ただ、旅って何が起こるかわからない。 上のセオリーが仇になることもまたありました。 もう再入国しないつもりだった国に、 諸事情発生してまた行くことになったりしましてね。 『あぁぁ…。あの金残しときゃよかったよ、ったく…』 って呟いても後の祭り。

■ コインについて

出国時。気をつけないといけないのは、コインの扱いも同様です。 紙幣は目減りを我慢したら、一応出国前に換金可能ですが、 コインはしてくれない国の方が多いです。 コインがじゃらじゃら余ると 重いわ、金額としては微々たるものだわ、とあまり嬉しくないものです。 なるべく使い切るよう努力はしてましたが、 まあ、そうそう使いきれるものでもないのが、正直なところ。

情報として、チューリヒ駅の両替所では コイン、それも他国コインも含め換金してくれると聞きました。 それを期待していってみたら、その通りです。 これには、助かりました。レートはこのさい我儘なしです。 しかしさすがのチューリヒでも、換金不可の国は幾つかありました。 何処だっけ?

まぁ。自分用のお土産としてもって帰るのも、それはそれで楽しいんですけどね。 前向きに考えれば、 次回の入国の際、あらかじめ小銭があると助かるからラッキーとかね。

両替 ― その奥深い世界

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