夜のとばりが降りはじめる
いつもと同じ夜なのに
いつもの夜と どこか 違う
昨日と同じ星空に思えて
こんな星空は 初めて と気づく
喉まで でかかっている言葉を
だけど 思わずのみこんでしまう
わたしの そばにいて
わたしの そばにいて
あなたを愛していると わたしに言わせて
あなたが そばに いてくれるだけで
わたしは ゆるやかに流れる河になれる
嵐のなかの 一瞬の静寂のように
あなたが そばに いてくれたなら
雨に濡れたって ちっともかまわない
そばにいて。
はっきりと言いきれる
あなたが何処にいても 気づくことができるって
たとえ 地平線しかみえぬ 砂漠のなかでも
たとえ 真昼の夜のような 密林のなかでも
たとえ 群集でごったがえす ターミナルのなかでも
耳をつんざく 喧騒の谷間のなかでさえ
わたしのところにやってきて
ただ そばにいてください
あなたとなら 雨に濡れたってかまわない
雨に ぬれたい