わたしは 感応する
ただ 空の蒼さに
触れぬことの出来ぬ愛しさに
胸の前を横切る 懐かしい記憶に
サマタイム ブルー
じきに あたりはピンクグレイと染まり
わたしを うっすら ゆっくり 包むだろう
黄昏てゆく時に佇んでいる
サマタイム ブルー
何処からともなく ギターがきこえてくる
サマタイム ブルー
もうすこしだけ ここにいよう
わたしは 感応する
降りかかる雨のヴェールに
冷える身体のことも忘れるほどに
全ては 絶望からしか 生まれえぬのだから
サマタイム ブルー
この草原(くさはら)のなかを歩きつづけて
いつか 風景は変るのだろうか
永遠に見えつづけるものは 同じなのか
だけど 何時かきこえるのだろう
鐘の音が 7度鳴るのが
そのとき 現れるはずだろう
緑つづくむこうに 駅員の姿さえみえぬ
ひっそりと呼吸(いき)しつづける駅が
サマタイム ブルー
何処からともなく 覚醒したメロディが響いてくる
Summertime Blue in someone's Heaven
あのギターを弾いているのは 誰なのだろう
サマタイム ブルー
何時か 果てない草原ゆくわたしに
きっと 天使が降臨するだろう
まるで オルゴールのように響くギターの音で