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The Night under a crescent moon

三日月の夜
一人の賢者が現れる
彼は 東の涯てより訪れる
きっと風がそよぐだろう
砂煙もすこしはたつだろう
言葉少なく 賢者は風に吹かれる

三日月の夜
黒い髪した女は 窓辺にたつ
彼女は 鈴の音を鳴らす
銀にひかる鈴を7度響かせるだろう
蒼いシルクの紐つけた鈴で
遠くをみては女は風に吹かれる

三日月の夜
杖をついた賢者は想い出す
捻れて消えたはずの過去すべてを
風に唄う鈴を鳴らす女を
少しだけ立ち止まった後
彼は西への旅をつづけるだろう
リラの葉に ひとつぶの涙を残して