雲のうえで
雲見てずっと 唄いつづける
いつか 雲のすきまから
ひかり 現ることを願いながら
その一筋のひかりを夢見て
たとえ 一瞬のこととしっていても
まるで まばたきする間で 消えようと
雲見てずっと 唄いつづける
ひかりが どうか我を貫きますように
見飽いたはずの すべてのものが
まったく新しい彩(いろ)を纏いはじめる
それは たぶん ショックというもので
思いもせぬものが 見えはじめる
まるで 盲いた者の眼が開くように
それは きっと祝祭で
もしかしたら それは きっと
この世の最期(おわり)告げる 祝祭かもしらぬが
けれども 我にとりては
創生告げる 祝祭かもしれぬから
雲のうえで
雲見てずっと 唄いつづける
いつか 雲のすきまから
ひかり 現ること 願いながら
祝祭の日を待ちながら
いつか
すべての 雪の地のうえを
ひかりが 乱反射する 一瞬のために