天国では 足踏みオルガン ぶかぶか
地下室では 弦のないセロが唄う
きみは永遠を捜し求めて
淋しくないふりをして眠る
啓示の書は最終ページを失くし
懐かしい過去が 夢に誘うよ
この地には 誰も訪れはしない
凍りついたきみの楽園(エデン)
ここでは 羅針盤も役目を忘れる
預言者の到着を待ちわびたきみは
今日も唄わないカナリヤを肩にのせて詩うよ
氷の地平をすべる風に
今日も きみの髪は彼方へ揺れる
封をし忘れた 宛名のある手紙には
少年の日のきみが綴られたままだ
この地を知るのはきみだけだ
ここできみは穏やかに笑う
永遠のしとねを見つけたんだね
預言者の杖は折れてしまった
とても見晴らしのいい高台のうえで
きみはそっと座り 遥か先を眺めている
黙して 今日も眺めている
すべては通り過ぎてゆくだけの Passenger
確かなものなんて なにもない
生まれながらに何故かしっている
この地はきみの 安住(最後)の地
気づいているよ さようなら
きみは 二度と戻ってこないつもりなんだね
__だけど 云わずにはいられない
愛しているよ
ひゃくまんべん 繰り返しても
きみにはけっして届かない
そうしっているから こそ___