きみはあつかいにくい
きみはほんとうにあつかいにくい
きのう とてもうれしいことがあった きみは
なのに とてもしらっとしたかおを みせていた
べつになにもいつもとかわりませんよと
きみは いつかもそうだったように すべてをながしてみせた
だけど ほんとうはとてもしあわせだった
きょう とてもかなしいことがあった きみは
なのに とてもそうはみえず にこやかなかおをみせていた
そんなことで いちいちかなしんだりしませんよと
きみは すずしいかおをしてわらって それもながしてみせる
でも ほんとうはすごくかなしいんだろう
ようりょうがわるくもなく
やさしくもないきみは
せんさいさを みずからにゆるすあつかましさもないらしい
ほんとうに
きみはあつかいにくいよ
さきも むじゃきなあのひとからなじられていた きみは
それがどうしたわらっちまうぜ というかおをみせていた
なのに あとからひとりかくれて なみだをこぼしていたろう
だれもいないばしょをみつけたくせに
ながれるなみだを それでもとめようとするきみは
しゃくりごえをあげないことを なによりきをつけてたりする
ああわかったよ
きみはほんとうにあつかいにくいよ
どれくらいあつかいにくいかといえば
きみいがいのすべてが
きみにだまされるくらいあつかいにくい
いつか だれもいないどこかが またひつようになったときは
わたしのすがたをさがせばいい
なに しんぱいすることはないよ
そんなにもあつかいにくいきみに
はなしかけるようなまねはしないよ
ただ
わたしの めがしめすさきへきみはゆけばいい
そこには だれもいないから
そこからは だれにもきこえたりもしないから
あんしんしてゆけばいい
そうしてから
またもどってくればいいさ