うんざりする 朝の終わりに
うんざりとした 夜はくるのだろう 今日もまた
そんな あいかわらずで ありふれた
名もないわたしの 名もない いちにち
それでもまた 目覚めてしまう 明日のために
今日も また 夜がくると 眠りにつく
どこにでもころがってる 変哲ない いちにち
残酷なことに
そんな どうしようもない時も
この夕焼けは きれいだよ
泣きたくなるほどに
乾いた頬を 雫がつたうほどに
いつだって 変わらず 夕焼けは きれいだよ
どうにもならなさに
じぶんの舌を噛まずにいられない時でさえ
腰骨まで ぬかるみにはまって
天を仰ぐ時ですら
見上げるそこには 今日も いつもの 夕焼け
凄まじくて つきつけてくる 夕焼けのまえで
わたしは 立ちすくんでる 影をのばしながら
そんなこと おかまいなしに わたしを包む 夕焼け
橙色した いつかも みた気がする 夕焼け
ヒトデナシ と云われた者にも
夕焼けは美しいよ 泣きたくなるほどに
なんて 残酷なことなんだろう
わたしのような ヒトデナシにも
夕焼けは だけど きれいだよ
そんな心を 失くしてしまえたら ラクなのに
そんな気持ちに 気づかずにいられたら よかったのに
うんざりとする いちにちの終わりに
何でかわからないけど 空を仰ぐ
今日も また うんざりだった
だけど 今日もまた きれいな夕焼けだよ