蒼い空のしたで
ゆるりと 雲の流れるしたで
あのこは パラソルさして歩く
小さな影がスキップして追いかけてゆく
もし 風に感情(想い)があるのなら
あのこのまわりには ほら
きっと薔薇色の風が舞うよ
蒼い光のなかで
夢を紡ぐことしか知らず
あのこは パラソルまわして唄う
黒い髪が肩の上で くるくると踊ってる
もし パラソルが魔法使いなら
あのこをふんわり持ち上げて たぶん
空を散歩させてくれる
小さな紅い花を髪にさし
黄色い小鳥を肩のうえに乗せて
太陽が真南で輝くここで
あのこは 白いパラソルの下で微笑んでる
わたしには その笑顔はまぶしすぎて
パラソルにはねる光は まぶしすぎて
なぜか理解らないけれど
そっと 俯いてしまうよ
どうしてか理解らないふりをして
ちょっと 泣いてみたりするよ
ほんの少しだけ
蒼い空に祝福されて
全てを祝福しながら
あのこはパラソルのしたでスキップしてる
毛を揺らせて仔犬が後を駆けてゆく
もし あのこがそっと触れたなら
壊れた古い柱時計が ほら
忘れていた時を取り戻しはじめる