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    <title>LAZY CRAZY BLUE :: annex</title>
    <link>http://vitaviola.org/annex/</link>
    <description>行き場は　とうになくしてしまったでも　　葬り去ることもできないそんな　残像のごとき。</description>
    <language>en</language>
    <copyright>Copyright 2009</copyright>
    <lastBuildDate>Sat, 14 Nov 2009 15:49:45 +0900</lastBuildDate>
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    <item>
      <title>the bridge</title>
      <description><![CDATA[<p>
明日が見える奴なんていない
</p>
<p>
誰もが当たり前みたいに口ずさむ<br>
だけど、なら、<br>
今日が見えている奴なんてほんとにいるのだろうか<br>
昨日が見えていた奴なんてほんとにいたのだろうか
</p>
<p>
確かなことは<br>
たぶん、でも、<br>
それでも星が輝き続けてきたことだ<br>
今も星が輝き続けていることだ<br>
きっと星が光放ち続けてくだろうことだ<br>
絶え間なく、わたしがきみがだれが終わろうとも
</p>
<p>
今わたしを照らす星光が何時生まれたのか知る意味はもうない<br>
今まさに生まれたにちがいない光が何時のだれかであるわたしを照らすのかなんて<br>
さらに探す必要すらない<br>
永遠なんて信じるかよ<br>
だけど、星の光が終わらず照らし続けることを信じるくらい許してくれよ
</p>
<p>
明日なんてきっと見えない<br>
今日だって本当は見えてない<br>
昨日なんて見えてなかったことすらもう忘れた<br>
だけど、星よ踊れ、今晩も明日の晩も昨日の晩のように
</p>]]></description>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Far Away Eyes</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 14 Nov 2009 15:49:45 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>morning prayer</title>
      <description><![CDATA[<p>
君の胸で<br>
君の胸で<br>
私の腕をそこにのっけて<br>
何処かへ連れてってくれ
</p>
<p>
日曜日の朝がそこかしこで靄ってて<br>
葉をしずくが濡らしその緑を揺らす
</p>
<p>
君の胸で<br>
君の脈で<br>
君の明日しか見ていないその瞳で<br>
何処かへ連れっててくれるなら
</p>
<p>
私は気持ちよく唄歌おう<br>
まるで世界がたった今生まれたことを<br>
知ってるただ二人はそれを秘密にしようとして<br>
じゃれて皺くちゃな白い世界にくるまれる
</p>
<p>
幸せになろう<br>
昨日がそうでなかったとしても<br>
今日がそうでないとしても
</p>
<p>
幸せになろう<br>
幸せになろう<br>
日曜の朝はまだそこかしこで靄につつまれて<br>
明日がしずくで濡れる葉のすきまからのぞいてる
</p>]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2009/10/20091029_2341.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">All Alone</category>
      
      
      <pubDate>Thu, 29 Oct 2009 23:41:27 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>ブログに移行。</title>
      <description><![CDATA[<p>何かの偶然？で、このブログに辿りついてしまった方がもしいたら、はじめましてこんにちは。<br />
ここは何かというと、↓という処です。</p>

<p>今日から、LAZY CRAZY BLUE の散文コーナーをブログとしてリニューアル？ということで。<br />
詳細は about this blog ：for visitors にまとめています。</p>

<p>思えば蹴球ブログ（但し忙しくて実質放置中）を重い腰あげ、ようやく MT ver.3.35 から ver.4.23 にヴァージョンアップしてから、なんとなくこれもついでだからと、ここもブログ化してしまうことにしたのだった。</p>

<p>まぁ、テンプレはその蹴球ブログをそのまま利用して、cssもそれ用にカスタマイズしていたものをベースに本館と違和感ないようアレンジした。おかげで？自分としてもすげー久々な&quot;黒背景&quot;な世界で、ちょっと懐かしい感じもする。どちらにしてもテンプレもcssも蹴球ブログの方でかなり自分なりにきっちりカスタマイズしてたので、今回はかなり楽。でもcssをいじると、ベース同じでもかなり印象変るのが今更ながら驚いたり。まぁ手癖？は同じなんだろうけれど :)</p>

<p>ここも殆ど 2009-02-08 ぐらいに出来上がっていたのだが、微調整や本館側のこれがらみの整備とかで、ようやく今日って、ところになった。とりあえず仕事で常はそれどころではなく、週末に細かい時間を見つけることができたら、その時間を使ってのちびちび作業なので亀みたいなノロノロ作業になるのは仕方ない。</p>

<p>しかし、カスタムフィールド機能は便利だと今回つくづく思った。初めは、なにより何のことか何に使うのか意味すらさっぱり解らず。しかし things left behind をどうやれば一番こちらの意図通りにできるか考えていた時―所謂、続きを読む機能を使用&amp;メインだけでなく個別エントリでもデフォルトでは続き部分を隠しておけないか？―ふともしかしてカスタムフィールドがこれに使えるのでは？とひらめいた。そこから情報集めあーでもないこーでもないと試行錯誤して、結局イメージ通りにすることができた。カスタムフィールドってすげーって、思いっきり素人丸出しの感動でした。</p>

<p>#改めて思うのは、自分は、なんていうか、ツールがあったらとにかく好奇心でいじってみたい⇒どうせ利用するならデフォルト設定ではなくカスタマイズしないと気がすまない...って性質なんだということかもしれない。ブログもMT もそこから始まったと思う。自己満足だけど全然問題ない。っていうか、その作業が何より楽しいらしい。楽しくなかったらしないっていうか、できない...こんな勉強&amp;試行錯誤。</p>

<p>#カスタマイズのとりあえず完了で、なんか気分的にピーク越えたみたいなところもあり、肝心の更新が滞るのがかなりの確率でありえそうなのが、我ながら怖いが。元々がかなり放置がデフォルトで思い出したような更新ペースなのに、それが改善どころか一層拍車かかったりしそうだ。</p>]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2009/02/20090214_1833.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">About [memo &amp; MT] </category>
      
      
      <pubDate>Sat, 14 Feb 2009 18:33:06 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>dance.</title>
      <description><![CDATA[<p>
津波がやってくる<br>
真夜中の海を<br>
高く高く聳え立ち
</p>
<p>
闇を飛ぶ鳩の翼が濡れている<br>
狂ったように飛ぶ鳩は濡れている<br>
あの濡らす翼を照らす光は何処からさす<br>
月がなくなった夜を照らす青い白い光
</p>
<p>
君を探してたんだと<br>
僕の脇腹辺りから叫ぶ声がする<br>
愛があるならどうか僕に教えてくれ<br>
狂ったように叫ぶ僕は脇腹をカクカクと揺さぶられる
</p>
<p>
この部屋には何もない<br>
僕が独り腰下ろすガタガタキイキイ鳴る椅子だけがある<br>
片手で頬杖ついてる僕は大きく開いた目で見ているんだ<br>
カーテンのない窓はある<br>
ガタガタキイキイ鳴らす椅子と同じ色した<br>
木の壁と木の床はある<br>
それと僕だけがある<br>
僕の脇腹ではずっと鳩が翼をバタバタさせている<br>
濡れた翼は津波を呼んでそれは僕の脇腹の中にだけどあって<br>
だから僕の脇腹はカクカクと振動しているんだ
</p>
<p>
君を探してるよ<br>
愛があるならその光で僕を今一度照らして<br>
月が僕を忘れてしまったこの闇の中でさえ
</p>
<p>
重荷すぎるかい<br>
だから君は僕に探させ続けるままここに僕を残すのかい
</p>
<p>
僕は踊っている<br>
津波がやってくる真夜中の海の見えるこの部屋で<br>
ガタガタキイキイ鳴る椅子に爪先立ちで<br>
君がこなくてもどちらでもいい<br>
鳩が僕の脇腹の皮膚をその濡れた翼で破るまで<br>
僕は踊っている
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>
]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2008/05/20080505_1346.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Black bee &amp; White Bee</category>
      
      
      <pubDate>Mon, 05 May 2008 13:46:00 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>わすれてきたごがつのこと</title>
      <description><![CDATA[<p>
ぼくらはあおぞらのしたにいた
</p>
<p>
ただどこまでもつづくみどりのしばのうえにたち</br>
そのみどりのしばがつづくはずのくさはらをまちこがれた
</p>
<p>
ぼくらはあおぞらのした</br>
いたくなるほどくびをのばしうえをみあげた</br>
いたくなるほどせすじをぴんとのばした
</p>
<p>
ぼくらはあおぞらのしたで</br>
ただきもちのよいかぜをかんじて</br>
ぼくらのからだで</br>
ぼくらのこころで</br>
ぼくらのすべてで
</p>
<p>
ぼくらはそのかぜがだけど</br>
どこにもゆけないことをたぶんしっていた</br>
だからずっとそらをみあげていた
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>

]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2008/01/20080126_2354.html</link>
      <guid>http://vitaviola.org/annex/archives/2008/01/20080126_2354.html</guid>
      
        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Something in the Air</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 26 Jan 2008 23:54:07 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>Julian in midnight.</title>
      <description><![CDATA[<p>
てまねきしてるよ
</p>
<p>
誰？
</p>
<p>
てまねきしてる
</p>
<p>
何処から？
</p>
<p>
さぁ<br>
たぶん明日がいる場所から
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>
]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/07/20070715_2258.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Crystal Ship</category>
      
      
      <pubDate>Sun, 15 Jul 2007 22:58:23 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>窓をあけよう。</title>
      <description><![CDATA[<p>
夏はあつい。<br>
夏だから。<br>
よけいないい含みは捨てろ。
</p>
<p>
あつい夏だから。<br>
わたしはわたしの着たい服を着ようよ。<br>
もうどれだけ長く着ることを忘れていたんだろ。
</p>
<p>
よれよれのジーンズ。<br>
へろへろだけど形崩れない古着のTシャツ。<br>
集めまくった色とりどりのインド綿のスカーフ。<br>
赤いキャスケット。<br>
サープラスのコート（これは冬だね）。
</p>
<p>
窓を開けよう。
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>

]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/07/20070708_1717.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Far Away Eyes</category>
      
      
      <pubDate>Sun, 08 Jul 2007 17:17:40 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>骨をとかす</title>
      <description><![CDATA[<p>
きみはわたしの骨をとかす<br>
わたしの骨だけを<br>
ゆるりと<br>
なめるよう<br>
きれいさっぱりに
</p>
<p>
骨だけをとかす
</p>
<p>
きみはわたしの両の腕の皮膚をつらぬく<br>
わたしの皮膚のなかへ<br>
とがり<br>
きりきざむよう<br>
それはこれっぽっちも　優しくなく
</p>
<p>
皮膚の底へ傷をつける
</p>
<p>
わたしの皮膚は痛みで揺られ<br>
なのにとけだした骨に夢をみる
</p>
<p>
ああ　やっとわたしは消えることができる<br>
やっと　長く長く待ち望んだ日がくる<br>
かつて土の中でさえ朽ちること許されなかった骨が
</p>
<p>
きみはわたしをその大きな両の腕で抱く<br>
声も音もなく　ただじっとその腕で<br>
きみのあまりの慈悲に<br>
きみのあまりの愛おしさに<br>
あまりの刃の如き優しさに<br>
ようやく気づいた時　じぶんの骨のとける音をきく
</p>
<p>
骨をとかす<br>
骨だけをとかす
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>

]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/03/20070310_0148.html</link>
      <guid>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/03/20070310_0148.html</guid>
      
        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Black bee &amp; White Bee</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 10 Mar 2007 01:48:39 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>鳥の俺。</title>
      <description><![CDATA[<p>
何でだ<br>
俺がどうして空を飛んでいるんだ<br>
人間だろ　俺<br>
鳥なんかじゃねぇだろ<br>
何でだ
</p>
<p>
ゆっくりと目を向けてみた<br>
なんてこった<br>
俺の腕とばかり思っていたのは翼だ<br>
じゃあ　何処へいったんだ　俺の腕は
</p>
<p>
慌てるな<br>
思い出せ<br>
ゆっくりでいい<br>
焦るとろくなことはない<br>
俺の記憶はしっかりしてるはずだ
</p>
<p>
間違いない<br>
ついさっきまで俺は<br>
いつもの格好でいつもの町を歩き<br>
いつものように帰宅して
</p>
<p>
そりゃ<br>
仕事にもうんざりしていたさ<br>
空を見上げて　鳥を見ては<br>
あぁ　鳥はいいな　鳥になれたらいいな<br>
そう思ったりしたことあったよ<br>
でもすぐにそんなこともまた忘れちまった<br>
だいたい　鳥になんかなれるはずないだろ
</p>
<p>
なのに<br>
何でだ<br>
どうして　俺は　いま　空を飛んでるんだ<br>
右を向いても　左を向いても<br>
前を向いても　後ろを向いても<br>
いるのは　鳥ばかりじゃないか<br>
冗談がすぎる
</p>
<p>
なんだ　あいつ<br>
さっきから俺を静かに見ながら飛んでいる<br>
どうしてだ　俺の横へ並ぶ
</p>
<p>
あぁ　わかるよ　（何がだ）<br>
誰だって気づいた時は混乱するんだ　（いったい何がいいたい）<br>
俺もだ　（まさか）<br>
俺も人間だったから　わかるよ　（！）
</p>
<p>
俺は思わず口走る<br>
お前は鳥だろ<br>
俺は違う<br>
俺は　人間だった
</p>
<p>
やつは何だかとても切なげな瞳で頷いた<br>
そうだよ　お前は人間、だった<br>
そして導くように　ゆったりとまた羽を上下しながら<br>
俺の前をゆきはじめる
</p>
<p>
違う<br>
どうして　だった　なんて言っちまったんだ<br>
そんなの　単なる言葉のアヤだ<br>
それぐらいお前もわかるだろ<br>
人間だったっていうのならば<br>
俺は人間だ　人間だった　いや　どっちなんだ<br>
本当は
</p>
<p>
なぁ　みんな　いったい何処へ向かってるんだ<br>
俺は　それすら　いまわからないのに<br>
なのに　俺はもう鳥だなんていうのか<br>
あぁ　どうして　なのに俺は飛べるんだろう<br>
前からずっとこうできていたかのように
</p>
<p>
俺は人間だろ<br>
人間の夢を見ていた鳥じゃないだろ
</p>
<p>（未完）</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>

]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/02/20070204_1911.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Black bee &amp; White Bee</category>
      
      
      <pubDate>Sun, 04 Feb 2007 19:11:25 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>salvation.</title>
      <description><![CDATA[<p>
おぼえているかい？<br>
ねぇ<br>
おぼえているかい、ジョン<br>
おぼえていてくれるかい？<br>
ねぇ<br>
あのときのことを<br>
そして<br>
あのときの波打ちぎわの女の子のことを
</p>
<p>
かのじょはいつも砂でお城をつくっていた<br>
よくある話さ　そうさ<br>
いつもひと言も口にすることもなく<br>
ただ　目の前の砂の城だけを見つめながら<br>
ちいさな指にねばりつく砂の感触だけが<br>
あのことこちら側をくっつけていたとでも思ったのかい？<br>
ねぇ　まだおぼえていたなら　教えてくれよ　ジョン
</p>
<p>
だから　あのこの砂のお城を崩し続けたのかい？<br>
あのこは壊されるたびに<br>何かを噛みしめるよう　それでもまた砂をこねた<br>
どんなに離れたところにいたって<br>
きみは　またどこからかやってきて<br>
そして　お城をそのたび崩した<br>
崩れた砂はそして　波の藻屑と消えていった
</p>
<p>
ねぇ　ジョン<br>きづいていたかい<br>
彼女は彼方へ流される砂のローブを<br>
悲しさと同じくらい　ほっとした気持ちで眺めていたことを<br>
いや、きづいていたはずだ<br>
だからこそ<br>
きみは　律儀なまでにいつも崩しにきてくれたのだから
</p>
<p>
ねぇ　いま何処にいる？<br>
君が消えてからもうずいぶんと経つんだ
</p>
<p>
砂のお城だらけなんだ<br>
波打ちぎわは　かちんかちんに固まった城で埋まってしまってる<br>
まるで防波堤のようだ　なのに誰もきづかない<br>
海のしずくすらしみこむことができない　そんな砂の城壁さ<br>
なのに　まだ砂の城をしゃがみこんで作りつづけてる<br>
あのこに　見覚えあるだろ？
</p>
<p>
崩しにきてくれないか<br>
あの日のように
</p>
<p>
見上げると太陽の光をうけたその癖っ毛な金の髪は<br>
なぜか時々赤くも見えたっけ<br>
そんな少し雀斑なジョン<br>
いつも君の過ぎた後には　風が吹いた<br>
壊した砂を慈しむよう清める風が
</p>
<p>
君が崩してくれない砂の城は風の吹かない廃墟
</p>
<p>
おぼえているかい？<br>
ねぇ<br>
おぼえているかい、ジョン<br>
おぼえていてくれるかい？<br>
ねぇ<br>
おぼえていてくれるなら＿＿
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>

]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/01/20070120_1829.html</link>
      <guid>http://vitaviola.org/annex/archives/2007/01/20070120_1829.html</guid>
      
        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Something in the Air</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 20 Jan 2007 18:29:57 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>同じ瞳の先にあるならば</title>
      <description><![CDATA[<p>
放浪者の瞳の先は何処へその点を結ぶのか<br>
あの人は放浪者の魂を持つ<br>
それは私の魂と同じことをしる
</p>
<p>
わたしが遠い先に見るあの風景と<br>
あの人が静かに遠くを見る先に結ぶ風景
</p>
<p>
それは違う風景かもしれない　そうであっていい
</p>
<p>
ただそこにあるのは放浪者にしか見えない風景<br>ただそれだけだ
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>
]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2006/04/20060402_1904.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Angel Blue</category>
      
      
      <pubDate>Sun, 02 Apr 2006 19:04:55 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>ただよいつづけるものへ</title>
      <description><![CDATA[<p>
誰もきみみたいにわたしを殺せない<br>
誰もきみみたいにわたしを殺せない
</p>
<p>
四月の雨<br>四月の街壁を濡らす雨<br>
濡れているのは指先　きみの<br>
人差し指と薬指　きみの
</p>
<p>
その鋼の肉体に自らを刻まずにいられない内省
</p>
<p>
女タラシの口元で安っぽくうそぶく　きみの皮膚いちまい下は傷だらけ<br>
そのかさぶたの下で固まりきれない赤い血に気がついてしまった<br>
それは不幸なのか幸福なのか　理解らないけれど<br>
ああ　きみの皮から躊躇い傷も致命傷も酔っ払い傷も何も透けて見えるよ
</p>
<p>
他の誰にも見えない皮膚の下の　きみの<br>
赤いしずくと乾ききれないかさぶた
</p>
<p>
だけど　気づいてしまった<br>
だけど　誰にも言わない　安心しな
</p>
<p>
ずっとしらばっくれてやる<br>そうさ　きみの目の前で<br>
きみの目をまっすぐ見ながら　でも
</p>
<p>
笑っちまう　そんなわたしときみに
</p>
<p>
誰もきみみたいにわたしを殺せない
</p>
<p>
誰もきみみたいにわたしを殺せない
</p>
<p>
#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分
</p>
]]></description>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Something in the Air</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 01 Apr 2006 18:40:54 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>アイスクリーム</title>
      <description><![CDATA[<p>
ほら　見てみろよ　あの男<br>
さっきからずっと　あそこでああしてる<br>
マドリッドの逃げ場のない　白い日差しの下で<br>
ただじっと　身じろぎもせずすわってる
</p>
<p>
ほら　見てられないぜ　あの男<br>
奴の前においた　アイスクリーム眺めてる<br>
さっきすぐそこのスタンドで　あの金髪女から買ったのさ<br>
ただじっと　触れもせずすわってる
</p>
<p>
教えてやろうか<br>
あの男はアイスクリームになっちまう自分を夢見てるのさ<br>
ただ見つめつづけて願うことつづければ　いつか<br>
バニラの香りにつつまれて　ともに融けてゆけないかと<br>
マドリッドの強すぎる午後の太陽が　ほら<br>
奴とチョコチップの入ったバニラアイスをてらしつづけてる
</p>
<p>
かつて同じように　アイスクリームをみつめつづけた男がいた<br>
そして　本当にアイスクリームになって融けて消えた<br>
会ったこともない　俺のおじさんが昔話してくれた<br>
きっと奴も　そいつみたいになりたいんだろう<br>
ほら　見てみろ　汗まみれでなのにまだ　静かにすわってる
</p>
<p>
誰か　かわいそうなあの男に言ってやってくれないか<br>
無駄なことはやめたほうがいい　おまえにはまだ時間はあると<br>
気がつかないか　あの全然融けないアイスクリーム<br>
そこには例の男が閉じこめられてる　だから永遠に融けない
</p>
<p>
きれいさっぱり解けて消えてしまいたかった男は<br>
アイスクリームの中で生きつづけねばならないと知らなかった<br>
永遠なんてくそくらえと思っていたのに　なんて皮肉な結末<br>
ほら　あの真昼の太陽のしたですら融けないアイスクリーム<br>
やつは　いままでもこれからも　ずっとそこさ
</p>
<p>
ほら　見てやれよ　叶わぬことすら知らぬあの男<br>
永遠に融けないアイス　永遠にあの男も融けることは許されない<br>
誰かあの男に　俺にかわって言ってやってくれないか
</p>
<p>
アイスクリームの中でただ　いまもありつづける俺にかわって
</p>]]></description>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Crystal Ship</category>
      
      
      <pubDate>Sat, 05 Jul 2003 01:00:00 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>雲のきれまの10月</title>
      <description><![CDATA[<p>
きみがいたからって<br>
なにがどうかわるわけじゃあない
</p>
<p>
きみがいなくなったって<br>
きっとぼくのあさはくるのだろう
</p>
<p>
だけど<br>
きみがいてくれて　よかった
</p>]]></description>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Angel Blue</category>
      
      
      <pubDate>Fri, 11 Oct 2002 01:00:00 +0900</pubDate>
    </item>
    
    <item>
      <title>Buried Alive in the World</title>
      <description><![CDATA[<p>
埋められるのを　待っている<br>
深く深く　この世の始まりよりも　まだ奥底へ<br>
この身沈められるのを　待っている
</p>
<p>
太陽は　三日間　沈まなかった<br>
鳥は　その間中ずっと　羽ばたき続けた<br>
当たらないと評判の占い師は<br>
この世の終わりを喧伝したが<br>
今更彼を相手にするもの　ひとりさえなく<br>
案の定　その結果は　その名に恥じないもので<br>
ありがたくない称号は　揺るぎないものとなった<br>
その後　月は　七日間<br>
闇とともに　その肢体を横たえ続けた
</p>
<p>
埋められるのを　待っている<br>
何時から待ち続けているのか　忘れるほどに<br>
何故なのか　今はその理由すら思い出せないままに
</p>
<p>
夜に散歩をしていると<br>
町のはずれの　四辻で　鈍く光るシャベルの槌音<br>
湿った地を掘る連中を見つけた<br>
男たちの背丈ほどはあろうかという泥の山<br>
わたしを埋めるにちょうどいい穴らしい<br>
連中に指示するあの男には見覚えがある<br>
昨日の昼間に　わたしの手を<br>
その両手にて握りしめた　あの影のない宣教師<br>
まったく同じ髭をたくわえていたはずだ<br>
そうか　あの男か<br>
何がどう　納得できる理由でもないが　わたしは頷く<br><br><br><br>
</p>
<p>
私は　埋められている<br>
とても　注意深く　とても　深く<br>
もう　何も聞こえもしない<br>
聞こえるのはただ<br>
地を掘り進む　虫たちの音と<br>
この身体が　土に融けゆく音だけらしい
</p>
<p>
もう　どれほど経つのだろう　埋められてから<br>
何故　わたしは記憶に　未だ囚われているのだろう<br>
もう　どれぐらい　私の肉は　土に失せだしたのだろう<br>
ああ　小さな石の欠片と　幾分湿り気帯びた土が<br>
わたしの何かに　そっと触れてくる<br>
どうやら少し　わたしの骨は　顕わになりつつあるようだ<br>
何故　わたしは感覚に　今も繋がれているのだろう
</p>
<p>とても静かな　底という闇の中で<br>
静かに絶え間なく　わたしの肉体が融けてゆく音<br>
なんのへんてつもない　土へ戻る音<br>
ああ　あとどれぐらいすれば<br>
骨もみな　融けてしまえるのか<br>
いま　融けゆく音は　どの骨なのだろう<br><br><br><br>
</p>
<p>
埋められるのを　待っている<br>
深く　深く<br>
かつて　海の底だったに違いない　地の底へ<br>
埋められるのを　待っている
</p>]]></description>
      <link>http://vitaviola.org/annex/archives/2002/07/20020719_0300.html</link>
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        <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Black bee &amp; White Bee</category>
      
      
      <pubDate>Fri, 19 Jul 2002 03:00:00 +0900</pubDate>
    </item>
    
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