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Far Away Eyes : archive

Saturday, November 14, 2009

the bridge

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明日が見える奴なんていない

誰もが当たり前みたいに口ずさむ
だけど、なら、
今日が見えている奴なんてほんとにいるのだろうか
昨日が見えていた奴なんてほんとにいたのだろうか

確かなことは
たぶん、でも、
それでも星が輝き続けてきたことだ
今も星が輝き続けていることだ
きっと星が光放ち続けてくだろうことだ
絶え間なく、わたしがきみがだれが終わろうとも

今わたしを照らす星光が何時生まれたのか知る意味はもうない
今まさに生まれたにちがいない光が何時のだれかであるわたしを照らすのかなんて
さらに探す必要すらない
永遠なんて信じるかよ
だけど、星の光が終わらず照らし続けることを信じるくらい許してくれよ

明日なんてきっと見えない
今日だって本当は見えてない
昨日なんて見えてなかったことすらもう忘れた
だけど、星よ踊れ、今晩も明日の晩も昨日の晩のように

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Sunday, July 08, 2007

窓をあけよう。

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夏はあつい。
夏だから。
よけいないい含みは捨てろ。

あつい夏だから。
わたしはわたしの着たい服を着ようよ。
もうどれだけ長く着ることを忘れていたんだろ。

よれよれのジーンズ。
へろへろだけど形崩れない古着のTシャツ。
集めまくった色とりどりのインド綿のスカーフ。
赤いキャスケット。
サープラスのコート(これは冬だね)。

窓を開けよう。

#あさってのこちらがわ。 - LAZY CRAZY BLUE::memorandum - からログ移行分

Monday, November 26, 2001

黄昏

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あれは もうだいぶんと昔のことだから
何時だったかは忘れてしまったけれど
あなたと夕焼けを見ていた
ふたりならんで赤くなる世界をながめていた
手をつないで

わたしは夕焼けが大好きだから
あなたといっしょにそれをみていたいと思った

わたしがキレイだね、と思わずつぶやくと
あなたはそうだね、でもなんか怖いな、とつぶやいた
あなたは何か他に考え事があるような横顔で
しばらくそれから黙っていた
落ちてゆく夕陽がそれをてらしていたことを
わたしだけが知っているんだと、なぜか思った

あなたは 夕焼けがとても好きな人で
なのに いま夕焼けにふたりしてのみこまれながらも
わたしの夕焼けと
あなたの夕焼けは
全然違うんだとわたしはしらされてゆく
なぜだかとてもさびしくてやるせなくて
みにきてよかったね、と
あなたはいつものような笑顔で
そんなわたしの方をふりかえる

あれは もうかなり昔のことだから
何時だったかはよくは覚えてはいないけれど
あなたと夕焼けを見ていた
ふたりならんで赤くなる世界をながめていた
やっぱり手をつないで

わたしは黄昏てゆく時間が好きだから
あなたといっしょにそれを過ごしたいと思った

わたしは 空ばかり見ていた
あなたは てらされたビルばかり見ていた
ふたりでとても綺麗な夕焼けだったね、と頷いた
でもふたりは全く違う景色をながめていて
わたしとあなたの夕焼けはべつものだと気づいてた
正直言うと わたしは他に考え事があったので
あなたの笑顔に少し曖昧にテンポ遅れて頷いた
ヘンなやつだなぁ、と
あなたはいつものような笑顔で
そんなわたしをからかった

そしていま
わたしは今日もあなたと並んで夕暮を待っている
夕焼けの大好きなふたりは
かつて何度も繰り返したのと同じように
夕焼けを見ている
ふたりならんで赤くなる何もかもをながめていた
手をつないで あの日と同じように

あまりに凄まじい夕焼けの空に
ふたりは同じく声をなくしていたのだけれど
私はちゃんと知っている
わたしが声をなくした理由は あなたのそれとは違う
あなたが何もいえなくなった理由は わたしにはわからない

でも それはとるにたらないことだ
私はもう 何も悲しくもやるせなくもない
わたしには 私だけの夕焼けがあるのと同じように
あなたには あなたにしかない夕焼けがある
例えふたりを赤くそめる夕陽はひとつでも
わたしはあなたと眺める夕焼けが好きだから

夕陽がウィンクしてるみたいだね、とあなたは笑う
両目を閉じて笑う夕陽のことを話そうと思ってた わたしは
うんそうだね、とつられて笑う
だけど わたしの気持ちはとてもスッキリしている

いまも 全く変らないあなたの笑顔が 夕焼けでそまってゆく
ねぇ、今日はこのまま手をつないで帰ろう
夕陽が沈むまでずっと 懐かしい唄を口ずさみながら

Sunday, March 18, 2001

夕焼け

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うんざりする 朝の終わりに
うんざりとした 夜はくるのだろう 今日もまた
そんな あいかわらずで ありふれた
名もないわたしの 名もない いちにち

それでもまた 目覚めてしまう 明日のために
今日も また 夜がくると 眠りにつく
どこにでもころがってる 変哲ない いちにち

残酷なことに

そんな どうしようもない時も
この夕焼けは きれいだよ
泣きたくなるほどに
乾いた頬を 雫がつたうほどに
いつだって 変わらず 夕焼けは きれいだよ

どうにもならなさに
じぶんの舌を噛まずにいられない時でさえ
腰骨まで ぬかるみにはまって
天を仰ぐ時ですら
見上げるそこには 今日も いつもの 夕焼け

凄まじくて つきつけてくる 夕焼けのまえで
わたしは 立ちすくんでる 影をのばしながら
そんなこと おかまいなしに わたしを包む 夕焼け
橙色した いつかも みた気がする 夕焼け

ヒトデナシ と云われた者にも
夕焼けは美しいよ 泣きたくなるほどに
なんて 残酷なことなんだろう

わたしのような ヒトデナシにも
夕焼けは だけど きれいだよ
そんな心を 失くしてしまえたら ラクなのに
そんな気持ちに 気づかずにいられたら よかったのに

うんざりとする いちにちの終わりに
何でかわからないけど 空を仰ぐ
今日も また うんざりだった
だけど 今日もまた きれいな夕焼けだよ

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Sunday, March 18, 2001

月をまっている

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冬の空は 冷たいけれど 気持ちいい
ひとつ前の停留所で バスをおりよう
誰もいない夜の道を 歩いてかえろう

月がでるのを まっている
お月さまを まっている

月で ウサギは 餅なんか ついてない

それを知ったのは いくつの時だったのだろう
だけど それとひきかえに 何を手にいれたんだろう
そして
そのとき 永遠に 何を失ったんだろう

月がでるのを まっている
ただ それだけを まっている

お月さま
どうか 静かな 冬の空を 照らしておくれ

そうしたら 今日も 歩いてかえろう
月の光のしたを 今日も 明日も ずっと
だいじょうぶ
スキップは まだ 忘れてないから

Monday, March 05, 2001

パラソル

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蒼い空のしたで
ゆるりと 雲の流れるしたで
あのこは パラソルさして歩く
小さな影がスキップして追いかけてゆく
もし 風に感情(想い)があるのなら
あのこのまわりには ほら
きっと薔薇色の風が舞うよ

蒼い光のなかで
夢を紡ぐことしか知らず
あのこは パラソルまわして唄う
黒い髪が肩の上で くるくると踊ってる
もし パラソルが魔法使いなら
あのこをふんわり持ち上げて たぶん
空を散歩させてくれる

小さな紅い花を髪にさし
黄色い小鳥を肩のうえに乗せて
太陽が真南で輝くここで
あのこは 白いパラソルの下で微笑んでる
わたしには その笑顔はまぶしすぎて
パラソルにはねる光は まぶしすぎて
なぜか理解らないけれど
そっと 俯いてしまうよ
どうしてか理解らないふりをして
ちょっと 泣いてみたりするよ
ほんの少しだけ

蒼い空に祝福されて
全てを祝福しながら
あのこはパラソルのしたでスキップしてる
毛を揺らせて仔犬が後を駆けてゆく
もし あのこがそっと触れたなら
壊れた古い柱時計が ほら
忘れていた時を取り戻しはじめる

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Monday, March 05, 2001

月夜のはなうた

category:

明日なんか しらないよ
そういう瞳は 明日をみてる

捨てたはずの 昨日は
足の裏に へばりついている

さりとて あわてることはない

今日は 今日として
今日も たたずんでいる

それは あまりに しずかで
まるで だれも 気がつかない

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